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2009/02/01
ドカドカドカ・・・
・・・オ・・・ヤジ・・・
水・・・・水・・・・
ガチャガチャガチャ・・・・・
バタン
−おい・・・・起きろ・・・水だ・・・
・・・水・・・・
−・・・ホラ
オヤジの手から『水』をむしり取り
喉の渇きを癒す
ゴッゴッゴ・・・・・
−・・・可哀想にな・・・・
モウ・・・ミズ・・・ナイヨ・・・・
−ちょっと・・・・!入ってくんなって・・・・!
−だって!・・・いいから!!!・・・・どけよぉっ・・・!!!!
・・・声・・・?
争い声・・・?
・・・?
どうして・・・?
−もうダメなんだよ!・・・アイツは・・・!!!!
−そんなの!・・・っかんないだろ!!!!
ピキッ・・・ピシッ・・・・
ア・・・アタマ・・・・??
ガッキ・・・ゴキ・・・・
イ・・・・イタ・・・?
『っかんないだろ!!!』
・・・誰・・・・?
泣いてる・・・・?
ここは・・・・?
白い部屋・・・
白に赤の斑点・・・・
手がヌメヌメしてる・・・・
喉も・・・だ・・・
喉の奥・・・・
ヌメヌメ・・・・・
『馬鹿やろぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!』
・・・誰・・・・?
『君の気持ちはわかるが・・・彼は・・・・』
・・・
『違う!!!!違う!!!出せよ!!!俺の・・・俺の・・・』
を!!!!!!!!!!!!!!
亜 あ ア A a 亞 唖 ア ァ a A
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヌメヌメしてる・・・
でも、おいしい・・・
特別な水かな?
なんか・・・すごく・・・
この水・・・
愛しい・・・
飲めば飲むほど
涙が溢れてくるよ・・・・・
オイシイヨ・・・・
オイシイ・・・
オイシイヨ・・・・
愛しい『 』の
血
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2009/01/13
世界は悪意に満ちている
少しの油断を見せれば
剥き出しの牙を突き立てられ食い千切られる
「国家の犬」
ハイエナのような嗅覚で餌を見つけ
一瞬にして食い千切る
そう
それは一瞬
守るものは「国」でも「国民」でもない
くだらない「自己満足」
弱いものは「犬」に喰われる
どれだけ抗議しても
それが
「悪意に満ちた世界」のルールなのだから
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2008/12/06
お社にお供え物
君の部屋から見えるだろ?
胴体しか、僕の神様は食べないんだ
意外と
好き嫌いが激しくてね
残り物は
・・・
答えは
君の「夢の中」
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2008/11/25
もう一度。
原点に戻ってみようと、思った。
ただの気まぐれである。
『映画館』という、密室空間は、居心地がいい。
蔓延された『悪』。
人である『本能』がここには渦巻いている。
ここが、『原点』ではないが・・・
『原点』は、どこだろうか?
本当の、原点。
前世は、ないと思う。
だから、原点は埋もれてしまってもう思い出せないでいる。
ただ、やはり、僕は『悪』でしかない。
『善』にはなれない。
『慣れないことはしないほうがいいさ・・・』
ふぅ・・・と、肩の力を抜いて、何年も前の、埃を被ってしまった笑い方で笑った。
「ヒッヒヒ・・・・ヒヒッ・・・・ヒ・・・」
『本能』。
僕は『本能』。
人が生まれた時に与えられる『平等な悪』。
死ぬまでに、何人の人間が、この『悪』に抱かれるのかなぁ・・・?
どろり、と黒く、生臭い『本能』は、今日も人が被る『善』の中で笑っている。
耳を澄ましてごらんよ・・・
ね・・・?
聞こえるでしょぅ・・・・・・・
ねぇ・・・・・・?
ヒヒヒ・・・・
—『本能』であり『悪』であること—
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